目次
皆さんこんにちは！ひこぐまです！
今日は今からが暑い小型株11選と言うテーマで紹介します！
はじめに
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長期投資家の皆さんへ
2023/6/21に書いた最新記事です！！
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今日のテーマ
ひこぐまさん！
今日は今からが熱い小型株だね！
以前に、今が熱い17銘柄という記事で大型銘柄を紹介したけど
今回は、リスクの高い小型ツルハシ銘柄のアイデアを提供させていただくよ！
投資スキルの向上にも役立ちそうだからぜひ聞いてみるよ！
ツルハシ銘柄とは？
まずは、ツルハシ銘柄を説明する前に
ゴールドラッシュについて説明するよ！
ゴールドラッシュの教訓
1849年カリフォルニアでゴールドラッシュが起き、アメリカの全土や海外から大勢の人が押し寄せた。そのとき、一番儲かったのは、なんと、金を掘らなかった人たちだったのです。
実際に儲かったのはどんな人なの？
実際に儲かった人とは？
・スコップ、ツルハシなどの金を掘る道具を販売した人
・ジーンズを発明した人
・駅馬車で東海岸とつないだ人
・その延長上に鉄道を建設した人
・開拓地周辺の飲食店や宿泊施設を開業した人
・金の管理や送金サービスをした人
引用：https://yymizuta.kill.jp/2021/07/22/tsuruhashi-selling/
このように、実際に金を掘り当てる人に投資をするのではなく
その人に道具を売る人(銘柄)をツルハシ銘柄と呼ぶんだ！
ツルハシ銘柄は一攫千金するわけではないが確実に利益を上げられる、投資対象として非常に妙味がある銘柄たちです。これらの銘柄を抑えることができれば、インデックスを上回る高パフォーマンスを個別株運用で叩き出すことも可能です。
ゴールドラッシュな産業とは？
次に、今ゴールドラッシュになっている産業や
そこまでではないけど、業績の良い産業を紹介するよ！
AI(人工知能)
言わずもがな、最近はAIブームに沸いていて、GAFAMを中心にAIを運用する複数の企業が市場を牽引しています。代表的なツルハシ銘柄は、みなさんご存知のNVIDIAですが、既に上昇してしまっており、あまり投資妙味があるとは言えないかもしれません
ここで、ツルハシ銘柄として目をつけなければいけないのは、NIVIDIAが儲かれば、どのような銘柄が儲かるのか。それも、確実に儲かるビジネスは何かという目線で銘柄選定をしなければなりません。
NVIDIAのツルハシ銘柄は？
- NVIDIAが半導体設計を行う上で使う設計ツールを作っている会社は？
- NVIDIAが半導体生産を依頼している会社は？
- 半導体生産を行うための機材を提供している会社は？
このように、NVIDIAのツルハシ銘柄とはなんなのかを考えることが、投資リターンの向上につながります
ツルハシ銘柄の一覧はこちらの記事をご参照ください！
新築住宅建設
直近は、FRBが政策金利を5%まで引き上げてしまった関係で、住宅を買い替える米国人が少なくなっています。これは、現在3%程度の住宅ローンで住めている住人が、住み替えてローンを借り換えすると7%以上の住宅ローンを支払う必要があり、支払額が膨張してしまうことを懸念していることが理由と言われています。
そのため、中古住宅が逼迫していて、代わりに新築が購入される傾向にあるようです。しかし、新築住宅数が足りていないので、現在ものすごい勢いて新築が増えています。ホームビルダー銘柄を直接購入しても良いのですが、ここもツルハシ銘柄の方が安定して儲けることができます。
住宅建設のツルハシ銘柄は？
- 住宅建設を行なっているホームビルダーは？
- 建築資材を販売している銘柄は？
- 砂利や、石などの庭に敷く石材を販売している銘柄は？
このように、住宅建設のツルハシ銘柄とはなんなのかを考えることが、投資リターンの向上につながります
旅行・防衛
直近では、旅行需要が旺盛で、多くの人が旅行に行っています。旅行がブームになっているため、旅行関連銘柄である、デルタ航空、アメリカン航空、ホテルマリオット、ヒルトン、カーニバル、ロイアルカリビアンクルーズなどの銘柄はすでに上昇してしまっています。
ここで狙うツルハシ銘柄は色々考えられますが、例えば、航空銘柄が儲けることで恩恵を被る銘柄はどこでしょうか？
航空銘柄のツルハシ銘柄は？
- 需要が多くなると航空機を増やすかもしれない？
- 航空機を作っている銘柄は？ボーイングは上がってるし・・・
- では、航空機を作る時に使う塗料を作っている会社は？
- 航空機の機体に使われる金属素材、エンジンを作っている会社は？
このように、航空銘柄のツルハシ銘柄とはなんなのかを考えることが、投資リターンの向上につながります
エネルギーの安定供給
昨今のロシア侵攻により、ロシアに対してエネルギー関連の経済制裁を課しているため、2022年は原油価格が非常に不安定となりました。このようにロシアにエネルギーを依存していると、価格が暴騰し、再びインフレを引き起こすことが考えられるため、米国はエネルギーを安定供給するために、縮小していた原油の採掘を再び拡張するように動いています。
ここでの思考は、原油価格が大きく変動する中で、原油採掘銘柄は原油価格によって収益が変動してしまい安定したリターンを取れません。ここで狙うツルハシ銘柄は、原油価格に影響がなく採掘量が増えるほどに業績が良くなる銘柄です。恩恵を被る銘柄はどこでしょうか？
石油銘柄のツルハシ銘柄は？
- 原油を採掘・販売せずに儲けられるビジネスとは？
- 原油を採掘する採掘機を作っている会社は？
- 原油が掘り出せる位置を計測する機器を売る会社は？
- 原油を効率よく掘り出すためのソフトウェアは販売している会社は？
このように、石油銘柄のツルハシ銘柄とはなんなのかを考えることが、投資リターンの向上につながります
クリーンエネルギー
全世界の目標である、脱炭素社会は直接ビジネスにつながっていきます。脱炭素と言われて真っ先に思いつくのが太陽光や、風力発電だと思います。関連銘柄のテスラ、エンフェーズエナジー、ネクステラエナジーを購入するのも良いアイディアです。
ここでの思考は、脱炭素社会で求められている太陽光パネルや、風車を販売する企業のもう一歩先を見て、これらを建設する会社、太陽光、風力発電以外にも脱炭素社会に必要とされている資源は何かなどに思考を巡らせると良いと思います。恩恵を被る銘柄はどこでしょうか？
脱炭素のツルハシ銘柄は？
- 太陽光発電、風力発電の施設や装置を建設する会社は？
- 石炭・石油を使わずに火力発電するために使う資源は？
- それらを採掘している企業ではなく、さらにサービスを売っている会社は？
このように、クリーンエネルギー銘柄のツルハシ銘柄とはなんなのかを考えることが、投資リターンの向上につながります
電気自動車
クリーンエネルギー社会活動の一環として、今後、EVが注目されることは間違いありません。しかし、EVを商品として販売し、利益を上げられる企業は現状Teslaくらいです。その他のEV関連企業は生産量も少ない上に期待だけがつもりバリュエーションはかなり割高になっています。テスラ、リビアン、ルシッド、フォード、GM、トヨタ、BMW、VWこれらのどの企業が覇権を取るか予想するのは不可能で、ボラティリティも非常に激しくなることが予想されます。
ここでの思考は、EVを販売する企業に投資をするところから一歩引いて、EVに使われるパーツを販売する会社、EV製造を受託する会社、EVでも従来者でも同じパーツを製造している会社とは何かなどに思考を巡らせると良いと思います。恩恵を被る銘柄はどこでしょうか？
EV時代のツルハシ銘柄は？
- EVに使われるパーツを販売する会社は？
- EVを受託製造する会社は？
- EVでも従来者でも同じパーツを販売している会社は？
このように、EV銘柄のツルハシ銘柄とはなんなのかを考えることが、投資リターンの向上につながります
ひこぐまの解答例
最後に、私なりに考えたツルハシ銘柄を、小型株中心に選択してみました。今回は人気化・バブル化しやすい人工知能銘柄、既に特需が一周した旅行銘柄、米国高金利により投資が控えられているクリーンエネルギーの分野は投資的確ではないと判断したため除外しました。今回選択した産業は、エネルギー安定供給から5銘柄、電気自動車から5銘柄、住宅建設から1銘柄、全部で11銘柄を選択しました！
ティッカー、企業名、セクター、分野、事業内容を書きましたのでご参照ください。
以下の全てのデータは、あくまでも個人的見解を参考として提供するものであり、投資や運用等の助言をおこなうものではありません。投資は自己責任でお願いします。
